「糖化」は「老化」糖の本当の怖さ

糖化は老化!太るだけじゃないんだよ!

「砂糖は太るからダメ」っと単純に考えている
人が圧倒的に多いと思うのですが・・・

砂糖の怖さはそんな事で止まるものでは
無いのです。

●メタボや
●糖尿病は勿論の事、
●アルツハイマー
●動脈硬化症、
●白内障、
●骨粗鬆症、
●シミ、
●たるみ
●シワ、

等に大きく影響しているとしても、
貴方は何も気を付けずに砂糖たっぷりの食品を
食べ続けますか?

AEG 終末糖化産物の怖さを知るべし!

終末糖化産物とはとは、 タンパク質と糖が
加熱されてできる物質で、糖と結びついた
蛋白質は老化を進行させる原因物質の一つと
なりますので、嬉しいものでは無いですね!

終末糖化産物を英語で表記すると
「Advanced Glycation End Products」で、
頭文字を並べて「AGE」と表現される事が
一般的です。

上記の通り「蛋白質」と「糖」が結びついて
出来るので、全身のどこにでも出来てしまう
物質なのです。

なので、
全身の様々な不具合の元となる訳なのです。

メタボとAGE(終末糖化産物)の悪循環

メタボの人といえば「太っている人」と
何となく理解している場合が多いと思います。

メタボリックシンドロームとは、

●内臓肥満、
●高血圧、
●脂質異常、
●高血糖などが

合わさった状態のことを言い、この内2つが
当てはまるとメタボリック症候群と判断され
ます。

一方でAGEは血糖値が高い状態、
つまり高血糖になると発生しやすくなります。

そして、AGEは内臓脂肪を悪玉化させると共に
血糖値を上昇させます。

この後説明しますが、血管にも悪影響を及ぼし
高血圧も招きます。

メタボとAGEは密接な関係があると思われます。

そして、メタボが更にAEGを増加させる。
↓ ↓ ↓
AEGがメタボを加速させる。
↓ ↓ ↓
メタボが更にAEGを増加させる。
↓ ↓ ↓
AEGがメタボを加速させる。

という悪循環が始まり、食生活を改善しない
限りは病気に向かって一直線に進んでいくと
いう事になる訳です。

この一点だけでも、太るだけでは無い怖さが
伝わると思うのですが、これだけでは無い
ところが更に「糖」の怖いところなのです。

血管のコラーゲンが糖化すると・・・

コラーゲンもタンパク質の一つですから糖分を
摂り過ぎた場合には糖化を免れる事は出来ない
わけです。

血管の内側の内皮細胞と外側の平滑筋細胞の
間に存在するコラーゲンは、クッションの
ような役割を果たし血管を柔軟に保つ役割が
あるのです。

しかし、このコラーゲンが糖化すると、何が
起こるでしょうか?

柔軟に保たれていた血管の弾力が失われ、
血管は、厚く、更に硬くなり、血栓が
できやすい状態にもなると同時に、全身の
血管で動脈硬化を起こします。

ご存知の通り、動脈硬化が進行すると、
脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まります。

当然、前記のごとく血圧も高くなり、
メタボリック症候群と判断される材料が1つ
確定する訳です。

そして、悪循環が始まると、悪影響が広がり
健康でいる事が難しい状態になって行きます。

コラーゲンは骨にも重要!

コラーゲンの糖化の事を書きましたが、
コラーゲンは全身に必要なタンパク質で
骨の柔軟性にも大きく関係しています。

カルシウムが多いだけでは質の良い骨は
決して出来ない事を

参考ページ:牛乳で骨粗鬆症になる理由

書きましたが、骨のコラーゲンが糖化すれば
当然骨粗鬆症になるリスクが高まる訳です。

それだけでは無く、骨からあふれ出た
カルシウムは血管などに付着し、血管を
硬くします。

更にこのカルシウムは様々な問題を引き
起こします。

詳しくは牛乳で骨粗鬆症になる理由を確認

願いたいのですが・・・・

アルツハイマー、アトピー、
アレルギー反応(食物アレルギー、花粉症等)
切れやすくなる等・・・・

多すぎる糖は精神状態にも大きく影響を及ぼし
その人の人生を大きく変えてしまう事も
ある訳なので、本当に注意が必要なのです。

コラーゲンといえば・・・

コラーゲンなどのタンパク質は肌のハリや
柔らかさを保っているので、
「コラーゲン=美容」とピンと来る人が
多いと思います。

肌のコラーゲンが糖と結びつき、長い歳月を
かけてじわじわと体温で加熱されていきます。
すると糖化が進みます。

紫外線なども影響し、糖化の影響も受け肌の
コラーゲンが変質するとシワやたるみの原因と
なります。

変質により弾力性を失うからです。
また、シワやたるみだけでなく、シミやくすみも
発生してしまうのです。

何故ならばAGEは褐色だからです。

糖化とは内側をじわじわと蝕んで行くだけ
では無く見た目までも大きく変化させて
しまうものなのです。

これが「甘い食べ物が好きな人は、
肌にシミを作りやすい」といわれる所以です。

脳のタンパク質が糖化すれば・・・

もう一度確認しますがAGE化(糖化)は
蛋白質と糖が結びついて起こります。

当然の事ですが、脳内にも糖化が起こり得る
わけですが、この場合脳で何が起きるかは
想像できるのではないでしょうか?

脳内でタンパク質が糖化すると、βアミロイド
というタンパク質に変質するものが出てきます。

βアミロイドという名称を聞いた事のある人も
多いと思いますが、このタンパク質は組織に
沈着しやすく「老人班」と呼ばれる班点を
つくり神経細胞を死滅させます。

そうです、想像通りアルツハイマー型の

認知症を引き起こすわけです。

糖分の摂り方を間違えるとアルツハイマーというリスクが高まる

脳は他の部位に比べて糖の要求度が高い為
特に注意が必要なのです。

確かに脳のエネルギー源は「糖」なので、
「朝ご飯をしっかり食べて脳を活性させ
ましょう!」とか、

「甘いものは脳の栄養源」などという
宣伝に騙されやすいのです。

しかし、脳のエネルギー源は糖だけでは無い
事をしっかりと頭に入れてその上で適切な
エネルギー源の摂取をしなければなりません。

何故ならば、
糖分の摂り方を間違えるとアルツハイマー
というリスクが高まる事も含め様々な
リスクを考慮しなければならないからです。

水晶体も蛋白質!

水晶体は、光を調節するレンズの役割を
果たしていますが、この水晶体もタンパク質で
出来ています。

クリスタリンというタンパク質なのですが、
このクリスタリンが糖化すると、水晶体が白く
濁ります。

抗酸化物質をキチンと摂取していないと紫外線に
よる影響で水晶体は酸化します。

更に糖化で水晶体が白く濁ると「白内障」と判断
されてる事になる訳です。

クリスタリンはターンオーバーする肌や骨芽細胞と
破骨細胞により入れ替わる骨等とは違い、一生、
新陳代謝されないタンパク質だと言われています。

それだけに、時間ともにAGEが蓄積していきます。

糖を摂り過ぎると目にも悪影響を及ぼすという

事ですから注して下さい。

ヘモグロビンA1cとはAGEの一歩手前の物質

糖尿病患者さんにはお馴染みの
「ヘモグロビンA1c値」ですが、この値が
高い、低いで一喜一憂している人も多くいます。

実はこのヘモグロビンA1c値とは、【赤血球の
タンパク質であるヘモグロビンが糖化して
AGEに変化する一歩手前の中間糖化物質】で
あるという事を知る人は少ないと思います。

糖尿病の人は高血糖状態が続いているため
最初に「メタボとAGEの悪循環」で書いた様に
AGEが大量に蓄積されています。

糖尿病の3大合併症と呼ばれる

●神経障害、
●網膜症、
●腎不全、

などにも当然のことながら悪影響を及ぼし、
そのまま放置すれば取り返しのつかない
状況にまで至るのですから、「糖」を
甘く見てはいけないという事になります。

「AGE 終末糖化産物の怖さ」まとめ

ここまで終末糖化産物が生成されると

何が起きるのかを具体的に見てきました。

繰り返しますが、AEGは

「タンパク質」と「糖質」が加熱で

変化することで生成されるのです。

これをメイラード反応といいますが、

これは、体温程度の熱でも行われます。

つまり、血液中の糖質であるブドウ糖が、

過剰になり溢れ出すと、体中のどの組織に

AEGが生成されても不思議では無い

という事になります。

糖化された細胞は本来の働きが出来なくなり、

蓄積されると強い毒を発生させると言われて

いますので、ガン化するリスクを増やします。

体内では初期段階でのタンパク質の糖化は、

血糖値が下がれば、正常なタンパク質に

戻ることが可能です。

しかし、

高血糖の状態が一定期間続くと、毒性の強い

有害なAGEとして、体内に蓄積されます。

つまり、血糖値が高い人ほど、体内でのAGEの

蓄積量は増え、悪循環が起こるわけです。

そして、様々な病気の引き金になるので、

たかが「糖」と思っていると恐ろしい結果を

招いてしまうという事です。

体内でAGEが生成されやすい食べ物

体内でAGEが生成されやすい食べ物は

言うまでも無く「甘いお菓子類」が

代表格です。

更に清涼飲料水にも大量の甘味料が

入っています。

特に注意が必要なのは「人工甘味料」です。

参考ページ:

カロリーゼロで太る!糖尿病になる!の矛盾はなぜ起こる!

でも書きましたが、人工甘味料は

危険です!

体内に吸収されるとブドウ糖の10倍の

速さで糖化されてAGEを生成するとも

いわれているのです。

食べ物からも摂取しているAEG

実は、終末糖化産物は体内で生成される

割合が70%で、食べ物からの摂取が

30%と言われています。

AGEは「タンパク質」と「糖質」加熱

されてできるわけですから、焦げ目等にも

含まれています。

なので、多くの人が毎日摂取しています。

理想としてはAGEを一切摂取したくないと

思うのではないかと考えていますが、

管理人の様にフルータリアンではない限り

難しいと思います。

対策としては

「AGEが多く含まれている食べ物を、よく

知っておくこと」が重要です。

何度も繰り返しますが、「タンパク質」と

「糖質」が加熱されて出来るのがAEGですから、

タンパク質と糖質を同時に含む、「焼き物」や

「揚げ物」に多く含まれている訳です。

  • ステーキ、
  • トンカツ、
  • 焼き鳥、
  • 唐揚げ、
  • ハンバーグ、
  • フライドポテト、
  • ポテトチップス、
  • ホットケーキ、
  • など・・・・・

ファストフードやコンビニ弁当等が

目に浮かびませんか?

添加物が多い事の他にもファストフードや

コンビニ食には、AEGも多く含まれて

いる事がよくわかりますね。

何を食べるか!また、その食べ方等がいかに

重要な事かが、良く分かるかと思います。

AGE(終末糖化産物)を除去する方法

ここまでは、絶望的な事ばかりを

書いてきましたが、このAEGが除去できる

ならば嬉しいですよね!

最後にその方法をお知らせして、

今回の投稿を終了したいと思います。

AEGを除去する!

その一番良い方法が

ファスティングを行うという事なのです。

糖化された細胞は体にとって不要な細胞で、

出来れば無くなって欲しいものなのですが、

次から次へとAEGを作る材料が体内に入り

排出する暇も無く蓄積されていたのです。

しかし、食べない事で体本来の

メンテナンスが行われ、不要な細胞は

融解し新しい若々しい細胞へと入れ替わる

事が出来るのです。

いきなりファスティングを行うことは無理!

そんな人は

参考ページ:ファスティングを楽しむ手順-1

等を読んで頂ければ楽に行う事ができると思います。


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