岩塩って良い塩?悪い塩?

今回は岩塩について書いてみたいと
思ったのですが、その理由は健康意識の
高い人が意外と岩塩信仰に囚われていると
感じたからなのです。

岩塩以外の塩については血圧の話の中で
明確に書いているので、塩の善し悪しは
そちらで判断してください。

岩塩信仰とは

最初に「岩塩信仰」と書きました。
ここでは、多くの人が岩塩について持って
いるイメージを確認して行きたいと思います。

◆岩塩とは自然が作り出したもので
◆天然の塩であるから
◆ミネラルが豊富で
◆精製された塩化ナトリウムとは違う

こんな感じではないでしょうか?

確かに天然の塩ですが、ミネラルについては
少し疑問が残ります。

つまり、ミネラルが豊富かどうかは大変に
疑わしいという事なのでその理由について
考えてみましょう。

岩塩ってどんな塩?

先ずは、
岩塩とはどの様な状況で採取されるのかを
確認してみます。

固い岩のような状況で
正に「岩塩」なのですが、多くの場合写真の
様に表に現れていて、日本の石炭の様に
地下に埋蔵されているものではないのです。

つまり、容易に風雨にさらされるという事に
なるわけですが、その期間は・・・・

1日や2日ではない筈です。
1年や2年でもない筈です。

何百年、何千年という単位だと思いますが、
雨にさらされた岩塩の中のミネラルは
どう変化するでしょう?

そう!
水に溶けだして、最終的には海に行くわけです。

となると、
岩塩はミネラルが豊富な良い塩という事が
出来るのでしょうか?

実験して確かめた訳では無いですが、
おそらくは、単なる塩化ナトリウムに限りなく
近い塩という事になると思います。


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