早食いする大学生は肥満になりやすいという
追跡調査の結果が出ています。
この関係は、
●油っこいものを好んで食べること
●満腹まで食べること
などの他の生活習慣と比べても、よりも強い
ものだという事です。
さらに「肥満の前段階」になるリスクも高める
という事も判明しました。
研究の概要:
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の森田学教授の研究グループと
同大保健管理センターの岩﨑良章准教授の共同研究グループに因る。
早食いの習慣を持つ大学生が肥満になりやすいことを縦断研究(3年間)において、突き止めた。
というものです。
縦断研究とは、同一の対象者を一定期間継続的
に追跡調査するもので、ある一時点においての
観察を行う横断研究で得られる証拠よりも質が
高いとされています。
縦断研究でこの結果を得られて事は世界初だ
そうで研究成果は2014年7月10日にアメリカの
科学雑誌『Obesity』(電子版)に掲載されて
います。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/oby.20842
この研究結果から、
●早食いの者は早食いではない者よりも 4.4 倍肥満になりやすく
●男性は女性よりも 2.8 倍肥満になりやすい
という事がわかりました。
以前から「ゆっくりと咀嚼して食べることは
様々な健康的メリットがある」と言われて
来ましたが、この調査で
「早食いと肥満の関係」がより明確になった
と思います。
岡山大学のプレスリリースでは
「早食いを自覚する者は、そうでない者よりも
一口当たりの量が多く、かむ回数が少ない傾向
がある。」との事ですから
早食いの自覚のある人は注意が必要ですね。
意識すれば
改善できますのでチャレンジしてみて下さい。
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