脳内視力という言葉をご存知だろうか?
視力といえば眼球運動能力が全てだと思いがちだが、そうではないらしい!
勿論、眼球の機能は良いに越したことはないのだが、モノを見るという事において、眼球の役割はカメラで言うところのレンズに過ぎないのだ!
仮にレンズの性能がずば抜けて高くても、レンズから入ってきた光を受ける撮像素子(CCD)がキチンと光を受け取る大きさが無ければ出来上がる写真の質は落ちるのだ。
更に画素数が少ないとこれまた良い写真に仕上がらないが、ただただ画素数が大きければ良いかというとそういうものでも無い。
●光を取り込むレンズ。
●それを受け取る撮像素子の大きさ
●更に画素数
このバランスが必要という事だ!
細かい事を言えば綺麗な写真の撮れるカメラの条件はまだあるが、今回は「視力」の話なので、話を戻そう!
球技音痴も脳内視力の影響!
カメラの例でも分かる通り「眼球の性能」×「脳内視力」で各個人のパフォーマンスが決定する。
脳内視力の検査は色々あるのだが、代表的な検査で分かりやすい話をしよう!
iの文字が10並んでいるが、貴方には一番右側のiを見て欲しい!
キチンと見えているだろうか?
実は3人に1人の割合でキチンと見る事が出来ないらしいが、本人は気づいていないという事が起こっている様なのだ。
つまり、一番右側のiだけを見ているつもりでも、4つ目まで見ていたり、一番左側の10個目までを見ていたりという人が居るという事だ。
この状態を「斜視」というのだが多くの人は見た目では斜視ではないのだ。
一般的には3~5つ目くらいまでを見るらしいが10番目まで見る人は脳内視力がかなり悪いという事になる。
脳内視力が悪いと起こる事
本人が気づかずに一つのiの字を見る事が出来ないと何が起こるのだろうか?
球技では「ボールが取れない」「空振りをする」等という事になる。
つまり、球技音痴という事だ。
パソコンのモニター画面を見る仕事の場合はどうだろうか?
「目が疲れやすい」「肩がこる」「頭痛がする」「何故か疲れる」という事が起こるのだ。
対処方法はメガネを作る事
無意識に行ってしまう事なので自力でどうこう出来るものでは無いのだが、対処方法はある。
それは「専用のメガネ」を作る事だ。
一般的な視力検査では分からない脳内視力をキチンと確認し、それに合わせた特別なメガネを作る必要がある様だ。
だが、このメガネは「人生を変えるメガネ」と呼ばれている。
それ程根本原因に的確にアプローチできるという事なのだろう。
心当たりがあるならば一度検査をしてみる事をお勧めする。
先ずは、本を読んでみると良いだろう。
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