回転ずしファンにショックな話は3回目だが
今回もネタ元は
『今いちばん知りたい食べ物の話』
で、ちょっとグロい話だ。
ウミヘビ食べてない?
ウミヘビ!?
何の事だかわかるだろうか?
寿司ネタでウミヘビっぽいのは?・・・
ウミヘビはアナゴの代用品らしい!
アナゴは江戸時代には東京湾で普通に獲れた
江戸前の魚だが、乱獲によって、真アナゴの
値段が高騰した。
当然高級寿司店ではない回転ずしでは
代用品で安く抑える事を考える。
そこで白羽の矢がたった真アナゴの変わりは
なんと南米産の巨大ウミヘビだ。
と言っても「魚類・ウナギ目」に属する。
このウミヘビと呼ばれている巨大な
生き物がアナゴとして使われている最大の
理由はコストの問題だ。
胴径が10㎝、体長は1.5~2m ほどもあり、
1匹確保出来れば真アナゴの何倍もの量で
寿司ネタを手に入れたことになる。
但し、腹を壊さない様な処理が必要
コストパフォーマンスは真アナゴと比べると
格段に良い様だがキチンとした処理が必要
となる様だ。
ウミヘビのクロアナゴ種等は、脂質も多く
質も悪い事で、シッカリと処理をする必要が
あり、
仮にそのまま処理をせずに食べる事になると
腹を壊す恐れがある様だ。
この様なアナゴの代用品のウミヘビだが、
その流通の割合は、水産関係者でなければ、
知る由もなく、まったくの闇の中なのだ。
回転寿司や持ち帰り寿司、スーパーの寿司に
100%使われているとは言い切れないが、
このウミヘビアナゴが使われている可能性は
かなり高いという事だ。
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