「バランスの良い食事」は耳ざわりが良く養生
するには当然の事と思われていますが、実は
大噓なのです。
あまりにも多くの人が信じているために病気が
蔓延していると考えています。
バランスの良い食事は体に負担!
病気などから回復するためには「身体を健康に
するための機能を十分に働かせる」必要が
あります。
一日三食が良くない事は前回の内容でお伝え
していますが、一日三食を食べるとどれ程の
エネルギーが必要かをご存知でしょうか?
それはフルマラソンで走る42.195㎞を
走り切るのと同じ位のエネルギーが必要
なのだそうです。
そのエネルギーを体のメンテナンスに向ける
事が出来れば「健康であることが当たり前」に
なります。
では、バランスの良い食事とはエネルギーを
多く使うのでしょうか?
それともあまり使わないのでしょうか?
答えは多く使うという事です。
バランスの良い食事では
動物性たんぱく質や炭水化物、野菜等を
まんべんなく食べるという事になります。
消化吸収するためには「消化酵素」が必要と
なります。
例えば炭水化物を消化吸収するためには
アルカリ性の消化酵素が必要ですが、動物性
たんぱく質を食べた場合は酸性の消化酵素が
必要となります。
つまり、
バランスの良い食事とは様々な消化酵素が必要
となり、食事の内容によって様々な酵素を作り
放出しなければならないという事になります。
これがエネルギーを大きく消耗させるわけです。
消化酵素を最小限しか使わない様な食事とは、
食べるもの事態に食物酵素があり、
それを1品か2品食べるという食事です。
具体的には発酵食品や生の野菜(ぬか漬け)や
果物となります。
これらをうまく組み合わせると体に負担の
少ない食事となり使わなかったエネルギーを
体のメンテナンスに向ける事が出来るのです。
バランスの良い食事にこだわっていると、
何時まで経っても
「身体を健康に保つための機能」が十分に働け
ない状況から抜け出せないのです。
GI値の高いものを摂るのはNG!
糖尿病とは体で処理しきれなくなった糖が
血液中に溢れ、更に尿にまで排出せざるを
得ない状況の事です。
その状態のところへ「パン」や「白いごはん」
等のGI値の高い炭水化物を
更に追加するという事に違和感は無いですか?
糖は必須栄養素ではないので、必要ならば体の
中で作る事が出来るものです。
ですから、外から摂取する必要はない上に、
その糖が多すぎて不具合が起こっているところ
へ更にGI値の高い炭水化物を追加する事は、
毒を盛る様な行為なのです。
私から見ると、この一点を取り上げても
「糖尿病を改善しようという意志は全く微塵も
感じ取る事ができない食事」と見えるのです。
糖尿病とは典型的な生活習慣病です。
そして食事とは最も基本的な生活習慣です。
その典型的な生活習慣病に対する食事に改善の
意図を全く感じる事が出来ない!
むしろ悪くなるのではないかという心配がある
という事です。
どうしてもごはんやパンが食べたければ比較的
GI値の低い玄米や全粒粉パンを選んだ方が良い
と思います。
また、野菜を先に食べて10分以上時間を空け
ごはんやパンを食べるという事もある程度
有効だと思います。
GI値の高いものは食べなくて済むならば
食べない方が良いという事です。
メンテナンス機能を働かせる事が重要!
既にお伝えしていますがヒポクラテスの残した
名言として
人間は自らのなかに100人の名医がいる
という言葉があります。
人は
自らの体を健康に保とうとする機能を初めから
持ってるのです。
しかし、
あなたが今現在「病気である」という事ならば
その機能を邪魔する何かを行い続けていると
いう事です。
それは体に負担をかけすぎる食事なのです。
体のメンテナンスは代謝酵素によるものですが
消化酵素を多く使ってしまうとその分使える
代謝酵素が減ってしまうのです。
従って
メンテナンス機能を正常に働かせるためには、
食事で使う酵素を最小限に抑える必要がある
という事になりますので、
バランスの良い食事は止めるべきなのです。
質問などありましたらこちらからお願いします。
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